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とても初歩的な被害に関する知識

被害の相談をいただいた方への回答から観測へのご参考まで

高周波・低周波というのは、周波数の高い低いをいうので、測定そのものが何を測るかとは別なのです。周波数の単位を「ヘルツ」といい、千倍を「キロヘルツ」、百万倍を「メガヘルツ」、さらに千倍を「ギガヘルツ」といいます。

一方で、測る対象は色々です。一例を挙げると・・・

私たちが普段会話したりカラオケのときに口からでる声は「音波」です。空気の振動です。

磁石が周囲に放っているのが磁力線でそれが存在する場所を「磁界」もしくは「磁場」と言います。

同じように異なる電圧がかかっているとそれらの間に電気力線があるといい、それが存在する場を「電界」もしくは「電場」といいます。異なる電圧の電界間では弱い吸引力が発生します。静電気でものが吸い付くのはこのためです。

「電場」もしくは「磁場」はそれぞれ単独で存在します。

ケイタイが発したりラジオテレビの放送局のアンテナが発するものは「電磁波(電波)」です。
電磁波とは「電界」と「磁界」がお互いに関係しあってそのエネルギーが周囲に広がっていきます。
この場合「電界」と「磁界」は組み合わさっています。

ちなみに、「音波」の場合多くは普通の人が耳で聞ける範囲の周波数(およそ20ヘルツから20000ヘルツを言います)のことを指し、それを下回る周波数の場合を「超低周波音波」、上回るときを「超音波」といいます。

以上